2度と買いたくない!所有者の不満が多い車7選 2017

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みなさんは自分の車に満足していますか?
車は大きい買い物だけに、なかなか頻繁に乗り換えられるものではありません。
だからこそ、満足する車を買って乗りたいものです。

ただ、当然、中には、買って後悔する車も少なからずあります。
そこで、今日は、アメリカのメディア「Consumer Reports」が発表した「購入者の不満が多い車ランキング」をご紹介したいと思います。

「Consumer Reports」は様々な商品を実験評価し、その結果を公表しているメディアです。
アメリカでは、多くの人が何を買うにも必ずConsumer Reportsを参考にすると言います。

そんなConsumer Reportsが発表した購入者の不満が多い車ランキング2017を順番に見ていきましょう。

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7割の人が所有する車に満足している

Consumer Reportsは、2014年から2017年製の車を所有する人30万人を対照に大規模なアンケート調査を実施しました。

その結果、実に70%もの人が、次も今乗っている車を買いたいと回答したそうです。

やはり、多くの人が慎重に車選びをして、しっかりと気に入った車を購入しているということなのでしょうか。

しかし一方で、所有者が多くの不満を抱えている車もありました。
では、一体どんな車が所有者の不満を持たれているのでしょうか。
順番に見ていきましょう。

ジープ コンパス(Jeep Compass)

日本でも発売されているジープの小型SUVです。

なんと、[「もう2度と買わない」と回答した所有者は全体の42%にも及ぶといいます。

特に、室内の狭さや、後方視界の狭さに不満の声が出ているようです。
その他にも、ロードノイズがうるさい、乗り心地が悪い、加速しない、など、車のそもそもの性能に対する不満も出ていると言います。

実際の所有者の声

「とにかく燃費が悪い。」
「運転席のシートリフターの可動範囲が狭くてシートを上げられないから、全然前方が見渡せない。」
「スイッチが分かりづらい。エアコンのオンオフすら見分けられない。」

日産 パスファインダー(Nissan Pathfinder)

日産が北米で展開している大型SUVです。

所有者の約50%もの人が不満を持っていると言います。

不満の理由として最も多かったのが、その走破性の低さ。
見た目と違い、ミニバンのような柔らかな足回りと、動力性能の低さが、SUVにしては物足りないと多くの所有者が回答したそうです。

実際の所有者の声

「バンパーが突出しすぎていて、前方の距離感覚がつかめない。」
「カタログに載っているほど実際は燃費が良くない。」
「本当に乗り心地が悪い。家族4人で旅行に行ったけど、全員が腰を痛めた。」

ダッジ ダート(Dodge Dart)

アメリカのビッグ3の一つ「クライスラー」が展開するブランド「ダッジ」の小型セダンです。

とにかく不満だらけのこの車、エアコンをつけると壊れそうな音がするとか、加速が鈍くて壊れているのかと感じる、など、所有者が不安を感じてしまうような問題が多くあるそうです。

実際の所有者の声

「エアコンが全然機能しない。」
「ナビやエアコンが突然切れてしまう。」

クライスラー 200(Chrysler 200)

クライスラーの中型セダンです。

燃費が悪く、煩い4気筒エンジンが非常に時代遅れだと多くの所有者が不満を漏らしたそうです。
また、セダンにも関わらず、後席が非常に狭く、とても長時間は座っていられないという声も多く出たといいます。

実際の所有者の声

「私は車に乗り始めてから25年間、こんなにひどい車とは巡り合ったことがない。」
「ハイウェイでのロードノイズがとにかくひどい。」

ダッジ キャラバン(Dodge Caravan)

またもやクライスラーのブランド「ダッジ」の車がランクインです。

キャラバンはアメリカでは1980年代から販売され、人気の根強いミニバンです。
しかし、そのインテリアの質素さと、乗り心地の悪さなどが所有者の不満を招いているようです。

実際の所有者の声

「室内のカーペットやカバーが安っぽくて、1年しか乗っていないのに、ボロボロになってしまった。」
「乗り心地がとにかく悪い。長時間のドライブは本当に大変だ。」

日産フロンティア(Nissan Frontier)

またしても日産車がランクイン。
フロンティアは、日産がアメリカやカナダで販売している、ピックアップトラックです。

なんと、所有者の不満の数は、全てのピックアップトラックの中ではダントツのワースト1位だそうです。
様々な不満の声があったそうですが、最も多かったのが、ハンドルが全然切れないということ。
小回りがきかず、扱いにくいところに不満が集中しています。

実際の所有者の声


「ドアがしっかり閉まっていないのか、走行中うるさ過ぎる。」
「ナビのディスプレイが本当に使いづらい。」

アキュラILX(Acura ILX)

ホンダがアメリカで展開する高級車ブランド「アキュラ」の小型セダンです。

シビックをベースとした高級車モデルのはずが、なぜかシビックよりも不満が多く出ています。
Consumer Reportsは、同カテゴリのメルセデスベンツCLAと比較すると、その作りの甘さがよく分かると指摘します。

実際の所有者の声

「加速時の雑音が大きいし、走行安定性も低い。全体的に質が低い。」
「ロードノイズがうるさいし、加速時の騒音もすごい。」

いかがでしたでしょうか。

日本では発売していない車ばかりでしたが、日産やホンダなど、意外にも日本車が多くランクインしていました。

また、一方で日本車以外は全てクライスラーの車でした。
かつてはアメリカのビッグ3として絶対的な存在だったクライスラーも、近年は販売が低迷しています。
このランキングを見ると、それも頷けるのではないでしょうか。
誰だって、エアコンをつけると壊れそうな音がする車には乗りたくありませんもんね(笑)

参考:Consumer Reports

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