アメリカのINRIXという研究機関が世界で最も渋滞のひどい都市を発表しました。
38ヶ国、1064もの都市を対象に行なわれたこの調査では、それぞれの都市に住む人々が、1年間でどれだけの時間を渋滞にとられているかを算出しました。
それでは、その結果を見てみましょう。
一体どんな都市がランクインしているのでしょうか?
ワースト1位 ロサンゼルス(アメリカ)
年間渋滞時間:104時間
ワースト2位 モスクワ(ロシア)
年間渋滞時間:96時間
ワースト3位 ニューヨーク(アメリカ)
年間渋滞時間:89時間
ワースト4位 サンフランシスコ(アメリカ)
年間渋滞時間:83時間
ワースト5位 ボゴタ(コロンビア)
年間渋滞時間:80時間
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日本の都市は圏外
東京など日本の都市もなかなか渋滞がひどいと思っていましたが、上には上がいるもので、世界で見ると、日本の都市はトップ25にも入らないようです。
トップ25の半分がアメリカの都市
一方で、トップ25の中に最も多くの都市がランクインしたのは、やはりアメリカでした。
鉄道のような公共交通機関があまり発達しておらず、広大な土地を有するアメリカは、渋滞の量も圧倒的でした。
中でも、1位のロサンゼルスは、1500万人もの人口をかかえ、そのうち84パーセントもの人が、自分専用の車を保有し、出かける際は、車を選択するといいます。
渋滞がひどいことになるのも納得ですね。
それにしても、年間104時間、まる4日分以上の時間が渋滞にとられてしまうなんて、人生を無駄にしてしまっている気がするのは私だけでしょうか。
参考:Motor Trend