車に乗った時の視界は、安全な運転をする上で非常に重要です。
当然、車を選ぶときは、多くの人が、視界の良さを重要視しているのではないでしょうか。
ただ、近年は、スタイリングやエアロダイナミクス性能などを理由に視界を犠牲にしている車が数多くあります。
中には、例えば、リアウインドウが小さくて後方が見づらいとか、フロントピラーが太くて右左折時に死界が多いとか、運転すること自体に影響がある車もあるようです。
当然そのような車を運転すると、周囲の状況を的確に把握できずに、大きな事故を招くことにつながってしまうかもしれません。
そこで、今日は、アメリカのメディア「Consumer Reports」が発表した”視界の良い車”をご紹介したいと思います。
是非これを参考にして、車を選ぶ際の参考にしてみて下さい。
1位 SUBARU Forester
スバルのSUV「フォレスター」が最も視界の良い車に選ばれました。
近年の多くのSUVがなだらかな流線型のスタイリングになっている中、フォレスターは四角い形を保っています。
この形によってフロントガラスとリアガラスが大きく確保できており、運転席の視界が良いのではないかとConsumer Reportsは分析しています。
また、サイドミラーも非常に大きいため、運転をしていて死角がほとんど無いと評価されています。
2位 Subaru Outback
同じくスバルのアウトバックが2位にランクインです。
フォレスターほど車高が高くないため、フォレスターに対しては若干視界の良さが劣るものの、薄いピラーと低いボンネットフードによって前周りの視界がとても良いと評価されています。
また、ブラインドスポット・モニタリングや、クロス・トラフィック・アラートなど、運転中の視界を補助するようなシステムも多く搭載されているため、安心して運転できる車だと言われています。
3位 SUBARU Legacy
またしてもスバル車がランクイン。
一般的にセダンは車高が低いため、SUVなどと比べると視界は良くないものですが、レガシーは他のセダンに比べるとフロントガラスが大きく、セダンの中ではダントツで視界が良い車だと評価されています。
4〜9位
4位以降のランキングはこちら
4位 Land Rover Range Rover
5位 Land Rover Range Rover Sport
6位 Honda Fit
7位 Mercedes-Benz E-Class
8位 Honda Accord
9位 Nissan Altima
いかがでしたでしょうか?
スバル車がベスト3を独占していたことには驚かれたのではないでしょうか。
安全性を強く打ち出しているメーカーだけに、しっかりと視界の良い車を設計しようとする意志を感じます。
実際に車に乗ってみると視界の良し悪しで運転する時の印象は大きく変わるものです。
是非みなさんもそんな視点で車選びをしてみてはいかがでしょうか。