売れなさすぎて姿を消した!? “ある意味”伝説の車5選

車の歴史
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イギリスの車専門誌「AUTO CAR」に面白い記事があったので、ご紹介します。

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誰も欲しがらなかった車たち (The cars that nobody wanted – can you add to my list?)

ここでは、全くイギリスの市場に受け入れられずに、販売中止となった車たちワースト5を発表しています。
きっと各メーカーは売れることを信じて販売したはずなのですが、見てみると「そりゃ売れないよなぁ〜」と思ってしまう車ばかりです。
車1台の開発費は相当な額ですから、各メーカーはさぞかし損失を被ったのではないかなと思います。
開発に携わった人たちにとっても少しだけ切ないですよね。
まあ、見る分には面白ので、いいのですが(笑)
では、さっそく参りましょう。

Renault Avantime(ルノー アバンタイム)

この車は、見た目はミニバンの様ですが、なんとツードア。
う〜ん、なんとも不思議な車です。

Auto Carによると、この車は、2003年に発売されてから、数百台しか売れずに、わずが1年で販売中止になったとか。
どうしてルノーは2ドアミニバンなんてものを作ったのでしょうか。
ミニバンの良さは、その広さと乗降性の良さにあると思うのですが。

日本でも、私は過去に何台か見たことがありますが、街で走っているのを見ると、その異様なデザインがかなり目を惹きます。
現在では、球数は少ないですが、中古車が格安で売っているので、誰とも被りたくないという人にはいい1台かもしれないですね。

ルノーアバンタイム 価格コム

Lotus Europa(ロータス ヨーロッパ)

ロータス エリーゼよりもひと回りサイズの大きなミッドシップ2シーターです。
なかなかかっこいいと思いますが、2006年に発売され、最初の年は200台売れたものの、次の年は180台、次の次の年はたった80台しか売れなかったそうです。
それでは商売になりませんよね。

問題は価格だったみたいです。
AudiのTTやBMWのZ3が買える価格だったみたいなので、よっぽどの物好きじゃなければ当然TTやZ3を買うのではないでしょうか。

日本でも、中古車として在庫があるようですが、約12年型落ちでその価格はまだ400万円近くします。

Cadillac Escalade(キャデラック エスカレード)

アメリカのゼネラルモーターズが展開する高級車ブランド「キャデラック」の最上位SUVです。
とにかく大きく燃費の悪いこの車、当然一般の人は手がでません。
本誌の中では、「プレミアリーグのサッカー選手のために作られたような車だが、サッカー選手は思いの外この車に興味を示さなかった」と皮肉を言っています。

ただ、この車は、アメリカではなかなか売れていました。
アメリカとイギリスでは車に対する好みも全然違うものなんですね。

Hummer H3

ハマーの中では比較的小さいサイズのH3ですが、それでもイギリスの市場では受け入れられなかったようです。

やはりイギリスでは大きい車は人気が無いみたいですね。
この車は、過去10年間でイギリスではたったの10台しか売れなかったといいます。
たしかに、多く売れる車種ではないものの、10年間でたった10台というのはすごいですね。

ちなみに、日本では、年間数百台は売れているようです。

Fiat Croma(フィアット クロマ)

フィアットの中では、最高級モデルに位置付けられる5ドアハッチバックです。

見た目はそんなに変な車ではないと思うのですが、本誌では、「ミニバンなのか、大きなハッチバックなのかよくわからない」と酷評されています。
イギリス人にとってもフィアットはフィアット500のような小型車のイメージなのでしょうか。
私たち日本人からしたら、ダイハツがいきなり軽ではない普通の乗用車を作るみたいな?
違うかもしれませんが。

さて、今日はイギリスの車専門誌Auto Carの記事をご紹介しました。
楽しんで頂けたでしょうか?
たまにこうして海外の車専門誌を読んでみるのも面白いものですね。

参考:Auto Car

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