「初代から現行まで全13台全て見られる」スカイライン誕生60周年記念イベントが凄い

車の歴史
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「スカイライン」と聞くだけで、多くの車好きの人が心を踊らせるのではないでしょうか。

そんな日本を代表する車「スカイライン」の誕生60周年記念イベントが2017年4月21日から24日に六本木ヒルズで行なわれました。
実際私も4月22日に行ってきたので、その様子をご紹介したいと思います。

また、このイベントでは、初代から現行スカイラインまで全13台が並んでいたので、歴代全てのスカイラインを解説とともにご紹介します。

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会場は六本木ヒルズ

このイベントが行なわれたのは、六本木ヒルズの中央に位置する六本木ヒルズアリーナです。

地下鉄の六本木駅方面から、森ビルを抜けて六本木ヒルズアリーナに向かうと、会場の様子が見えてきました。

何台も車が並んでいて、その周りに人だかりができていますね。

会場に降り立つと、中央のステージに初代スカイラインと現行13代目スカイラインが並び、それを取り囲むように歴代のスカイラインがズラリと並んでいました。

ガチャガチャは全てソールドアウト

会場には、スカイラインの歴代モデルを再現したストラップのガチャガチャが置かれていましたが、残念ながら全てSOLD OUTとなっていました。

スカイラインのフォトスタジオ

また、私は見れませんでしたが、歴史的な写真が観れるフォトスタジオまでありました。
こちらは整理券を事前にもらわないと観れなかったようです。

スカイラインの歴史が丸わかり

会場には、全13台のスカイラインの解説ボードがあるため、実物を見ながらその歴史を学ぶことができました。
これまでスカイラインをあまり知らなかったという人にも楽しめたのではないでしょうか。

それでは、初代から順番に見ていきましょう。
(ぞれぞれの説明文は、会場の説明文を書き起こしたものになります。)

初代 ALSI系(1957年)

東京・日比谷の宝塚劇場で発表会を開催、デビューを飾った初代スカイライン。
搭載された1.5Lの直列4気筒エンジンは60馬力を発揮し、サスペンションをはじめとするメカニズムも画期的。
トップスピードは当時の国産車では最も速い125km/hを記録するなど性能も優れていた。

ボディサイズ(全長×全幅×全高):4280×1675×1535mm

2代目 S50系(1963年)

洗練されたデザインが特徴となる2代目モデル。
モノコック構造を採用したボディは、セダンのほかステーションワゴンも設定し、エンジンは1.5L直4のほか、2.0L直6も搭載された。
第2回日本GPではポルシェ904GSと優勝を争い、「羊の皮を着た狼」の称号が与えられた。

ボディサイズ(全長×全幅×全高):4100×1495×1425mm

3代目 C10型(1968年)

「ハコスカ」の愛称で親しまれた3代目は、スポーツ性と快適性を兼ね備えたグランツーリズモへと進化を遂げた。
エンジンも1.5L直4から2.0L直6まで幅広い仕様をラインナップ。
高性能モデルである2000GT-Rはレースでも大活躍し、通算50勝を超える記録を打ち立てた。

ボディサイズ(全長×全幅×全高):4235×1595×1405mm

4代目 C110系(1972年)

「ケンとメリーのスカイライン」のキャッチフレーズとともに人気が沸騰し、社会現象ともなった4代目。
2.0L直6を筆頭に、用意された各エンジンは高性能化と排出ガスの低公害化を両立。
端正なスタイルも幅広い世代から支持を集め、累計販売台数はシリーズ最大の66万台を達成した。

ボディサイズ(全長×全幅×全高):4460×1625×1395mm

5代目 C210系(1977年)

「日本の風土が生んだ、日本の名車」というキャッチコピーを掲げ、「ジャパン」の愛称で呼ばれた5代目は1977年にデビュー。
バリエーションの拡大、装備の充実を図ると同時に、エンジンの低公害化を実現。
‘80年には高出力かつ低燃費を両立したターボエンジン搭載車が加わった。

ボディサイズ(全長×全幅×全高):4600×1625×1390mm

6代目 R30型(1981年)

直線基調のクリーンなデザイン、俳優ポール・ニューマンを起用したCMが注目を集めた6代目スカイライン。
直6 SOHCを搭載する「GT」、直4 SOHCを搭載する「TI」のほか、直4 DOHCエンジンを搭載した「RS」も設定された。
RSはさらにターボ仕様も追加され、レースでも活躍した。

ボディサイズ(全長×全幅×全高):4595×1665×1360mm

7代目 R31型(1985年)

洗練された高級スポーツサルーンを目指して開発された7代目。
エンジンは新世代の直6 DOHC、RB20型を搭載したほか、世界初の4輪操舵システム「HICAS(ハイキャス)」を採用するなど先進性が光る。
4ドアセダン、ハードトップに加え、2ドアのGTSシリーズも用意された。

ボディサイズ(全長×全幅×全高):4650×1690×1385mm

8代目 R32型(1989年)

ボディのダウンサイジングにより、50kg以上の軽量化に成功。
新開発のマルチリンクサスペンションが採用され、セダン、ハードトップとも群を抜く運動性能を実現した。
また、GT-Rも復活。
2.6L直6ターボエンジンにフルタイム4輪駆動システムが組み合わされた。

ボディサイズ(全長×全幅×全高):4580×1695×1340mm

9代目 R33型(1993年)

「卓越した走りの本流グランドツーリングカー」をコンセプトに開発が進められたR33型。
スポーティーさと居住性・利便性を両立すべく、ボディは2ドア/4ドアとも3ナンバー化された。
エンジンは6気筒モデルのみの設定で、2.0Lと2.5Lを用意。
GT-Rも遅れて追加されている。

ボディサイズ(全長×全幅×全高):4720×1720×1360mm

10代目 R34型(1998年)

10代目は剛性感の向上やホイールベースの短縮など、ボディの強化を図り、存在感のあるデザインを採用。
エンジンは全モデル直6 DOHCとなり、2.0Lと2.5Lの自然吸気、2.5Lターボを設定。
マニュアルモード付ATや電動SUPER HICASなど、各部の電子制御化も図られている。

ボディサイズ(全長×全幅×全高):4600×1785×1360mm

11代目 V35型(2001年)

プレミアムスポーツセダンへと進化を遂げた11代目。
52:48という理想的な前後重量配分を実現したシャシーには、新たに2.5L、3.0L、3.5LのV6エンジンを搭載。
後に2ドアクーペも設定された。
この新世代モデルは本格的な輸出が行われ、北米をはじめとする海外でも高く評価された。

ボディサイズ(全長×全幅×全高):4750×1750×1470mm

12代目 V36型(2006年)

新世代プラットフォームや最先端の電子制御テクノロジーを採用した12代目。
エンジンは2.5Lおよび3.7LのV型6気筒で、2WD車のトランスミッションは7速ATが組み合わされる。
2007年にはクーペモデル、’09年にはクロスオーバーと呼ばれるSUVもラインナップに加わった。

ボディサイズ(全長×全幅×全高):4755×1770×1450mm

13代目 V37型(2014年)

最先端のテクノロジーで研ぎ澄まされた走りとスタイリングを融合させた13代目。
走るために作り込まれた、躍動感、高揚感のあるデザイン。
全方位世界最高峰の安全性能を備え、日産独自の1モーター2クラッチ方式のハイブリッドシステム「インテリジェントデュアルクラッチコントロール」や、インフィニティから受け継がれた最新技術を搭載。
2016年、「スカイライン誕生60周年」にちなみSKYLINE 60th Limitedを発表。

ボディサイズ(全長×全幅×全高):4800×1820×1440mm

いかがでしたでしょうか。

会場には、スカイラインについて奥さん語る老夫婦や、嬉しそうに写真を撮る子供、また外国人の姿も多く見られ、改めてスカイラインの人気の高さを感じるイベントでした。

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