もはやこれが常識?世界中で流行している車の自動販売機とは?

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世界には色々ユニークな自動販売機がありますが、車の自動販売機は見たことがないと思います。

ただ、実はシンガポールに、スーパーカーの自動販売機があるのです。

場所は、あの有名なマリーナベイ・サンズからほど近い場所です。

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世界初の車の自動販売機

この自動販売機は、一面ガラス張りの、15階建てのビルになっています。
そこに、まるでおもちゃの様に車が飾られているのです。

中には、ベントレーやマセラティ、メルセデスベンツなど、高級車が60台も格納されているようです。

当然、自動販売機としては世界最大級。

夜の街にライトアップされたこの自動販売機はひときわ目を惹きますね。

以前ご紹介したように、ドイツのヴォルクスブルグにはフォルクスワーゲンの車の塔がありますが、それと似ていますね。

5分で買えて、その場で乗って帰れる

一階にはタッチスクリーンが設定されており、お客さんは、このタッチスクリーンを操作して希望する車を選ぶことができるようです。

車を選んでから、その車が一階に到着するまでにかかるのは約2分。

支払いは、クレジットカードで行なえるそうです。

購入が済んだら、そのまま買った車に乗って帰れるというなんという手軽さ。

シンガポールではこれが当たり前?

シンガポールの中古車販売会社「Autobahn Motors」がこの車の自動販売機をオープンさせたのは、2016年12月でした。

シンガポールは、人口密度が高く、地価も非常に高いため、中古車を置いておくような広大な土地はありません。
そこで、このようなスタイルの中古車ディーラーが最近増えているようです。

日本人の感覚で言うと、車のような高級なものを自動販売機で買うのは、なんとも気がひけますが、シンガポールにあるこの販売成績は導入以降、年に30%上昇しているようです。
中には、1,000万ドル(1ドル112円とすると、11億2,000万円)のクラシックカーが自動販売機で購入された例もあるとか。

高級車を自動販売機でこんなにも簡単に買ってしまうなんて、十人に一人はミリオネアといわれるシンガポールらしい風景ですね。

もしシンガポールに旅行する機会があれば、是非この車の自動販売機を見てみたいものです。

ちなみに、この車の自動販売機は、グーグルマップでも見られるようです。

スーパーカーの自動販売機
住所:20 JALAN KILANG #02-00, Singapore 159418
アクセス:Red Hill駅から徒歩15分強

是非動画でもご覧下さい。

参考1:たびのこふれ
参考2:ロイター
参考3:カーミー

世界中に広がる車の自動販売機 2020年5月10日 追記

その後、世界中で自動車の自動販売機が建設されています。

中国の車の自動販売機

例えば、中国では、中国の大手インターネット通販会社アリババグループが、アメリカのフォード社と提携し自動車の自動販売機を上海と南京に建設しました。

事前に、スマートフォンで、欲しい車を決定して、システムに登録すると、後日に無人の販売所でその車を受け取れるそうです。

アメリカの車の自動販売機

さらに、アメリカのテネシー州では、オンラインで中古自動車を販売するCarvana社が製造した自動車の自動販売機があります。
この自動販売機は、5階建で中には20台もの車が収納されています。

オンラインで中古車を購入したお客さんは、この自動販売機に、自分の名前が入力されたコインを入れ、これにより、お客さんが自動車を購入したことが確認され、3つある顧客専用空間のひとつに、該当の自動車が運ばれてくる仕組みとなっているようです。

お客さんは、購入した車が販売機システムのなかを移動してくる様子の動画も見ることもできます。

当然、買った車はそのまま乗って帰れます。

参考4:WIRED

今後日本でも、車の自動販売機が登場するかもしれませんね。

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