日産エクストレイルハイブリッドとはどんな車か?徹底分析してみた!

日産
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世界の様々な車を紹介するコーナー。

今日は、日産のエクストレイルハイブリッドを紹介します。

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基本情報

エクストレイルは、日本で販売されているSUVです。

現行モデルは3代目で、ハイブリッド車は、ガソリン車の発売から2年後の2015年5月に発売されました。
エクストレイルとしてハイブリッド車の設定はこの3代目のモデルで初めてです。

現在ガソリン車とハイブリッドの販売比率は、3:1くらいのようです。(出処:http://xtrail-report.com/sale.html)
思ったよりハイブリッドを選ぶ人が多いですね。

スペック

エクストレイルのパワートレインは、ガソリン車とハイブリッド車が選べますが、ここではハイブリッド車についてご紹介します。
ガソリン車についてはこちら

エンジンはガソリン車と同じ2.0Lの直列4気筒エンジン。
最大トルクは207Nm、最高出力は108kWです。

エンジンに組み合わされるモーターは、最大トルク160Nm、最高出力30kWです。

プリウスが、最大トルク163Nm、最高出力53kWのモーターを搭載しているので、プリウスよりも小さいモーターということになります。

車両サイズは、全長:4,690mm、全幅:1,820mm、全高:1,730mmで、全高が10mmガソリン車よりも低いですが、それ以外はガソリン車と全く同じです。

燃費

燃費はJC08モードで2WDが20.8km/L、4WDは20.0km/Lです。

ホンダCR-VハイブリッドがJC08モードで25.8km/L、トヨタ ハリアーハイブリッドが21.4km/Lなので、これらの車と比べるとちょっと劣りますね。

価格

価格は、2,623,320円〜3,487,320円です。

ホンダCR-Vハイブリッドの価格が、3,784,320円〜4,000,320円ですから、比べると50〜80万円ほどエクストレイルの方が安いですね。

ちなみに、エクストレイルのガソリン車とハイブリッド車の価格差は30万円ほどです。
なかなかリーズナブルですね。
これなら3割の人がハイブリッドを選ぶのもうなずけます。

ただ、こちらのサイトによると、この価格差を燃費の良さで取り返そうとすると、年間1万キロの走行で18.9年もかかるとのこと。(←実燃費で計算しています。カタログ燃費で計算すると、7.3年。)
燃費の良さと価格だけを見るとハイブリッドを買うメリットはあまりなさそうです。

ガソリン車モデルとの違い

外見やサイズはガソリン車と全く違いは無いですね。

ただ、ハイブリッドシステムのバッテリーがラゲッジエリアに配置されているため、ガソリン車で設定されている3列シートモデルの設定がありません。
その他にも以下のような違いがあります。

シートアレンジ

ガソリン車はセカンドシートの背もたれが4:2:4に分割できるのに対して、ハイブリッド車は6:4分割です。
さらに、ガソリン車のセカンドシートは、スライドとリクライニングが付いていますが、ハイブリッド車はそれらが付いていません。

ガソリン車

ハイブリッド車

ラゲッジエリア

ラゲッジは、中にバッテリーが入っているせいで、ラゲッジボードの高さがガソリン車に比べてやや高く、見た目もちょっと違和感のある感じになっています。
さらに、ガソリン車はボードの下にも収納スペースが広がっていて、2枚のボードを使って収納エリアを分割するなどのアレンジができるのですが、ハイブリッドはそれができません。

また、ガソリン車の特徴でもある防水仕様になっていないというのも残念ですね。

ガソリン車

ガソリン車

ハイブリッド車

ハイブリッド車

まとめ

正直言って、ガソリン車に比べて燃費が多少良い分、犠牲にしているものが非常に多いという印象を持ちました。
ラゲッジルームの利便性が失われていたり、防水仕様ではなくなっていたりと、エクストレイルの特徴が無くなってしまっています。
燃費もそこまで良いわけではないですし、これだったらガソリン車を選んだ方が良さそうですね。

皆さんはどう感じられたでしょうか?

エクストレイルホームページ

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