みなさんは、海外旅行で海外に行った時など、日本で馴染みの車なのになんかエンブレムが違うなぁと思ったことはないでしょうか?
例えば、この車。
日本で大人気のトヨタ86ですが、アメリカでは、こんなエンブレムを付けて売られています。
日本ではなかなか見ないエンブレムだと思いますが、実はこれはトヨタがアメリカやカナダで展開している「サイオン」というブランドのエンブレムなのです。
日本人である私たちからすると、86と言えばトヨタのエンブレムが当たり前なので、なんとも違和感がありますよね。
ただ、アメリカでは86と言えばサイオンのエンブレムが当たり前なのです。
このように、同じ車なのに、海外と日本では、それぞれ異なるブランドから発売されている車が実は結構あるのです。
そこで今日は、そんな海外では違うエンブレムを付けて売られている車たちをご紹介したいと思います。
カローラルミオン
日本では、カローラのエンブレムを付けて販売されていますが、アメリカやカナダでは、86と同様に「サイオン」ブランドとして「xB」という名前で販売されています。
ちなみに、サイオンは、トヨタに比べて、比較的若い世代をターゲットとして展開されているブランドです。
ちなみに、 カローラルミオンの他にも、iQやオーリス、マークXなどが、「サイオン」ブランドとしてアメリカやカナダでは販売されています。
ホンダ レジェンド
レジェンドと言えば、ホンダの高級セダンですが、海外ではホンダの高級車ブランドである「アキュラ」のエンブレムを付けて「RLX」という名前で販売されています。
アキュラは日本では未展開のため、ご存知でない方も多いかもしれませんが、実はその歴史は古く、1986年にアメリカで開業しています。
トヨタのレクサスが展開を開始したのが1989年なので、アキュラは国内メーカーの中でも最も早く高級車ラインを展開した先駆け的存在と言えます。
アキュラのカーラインナップは、基本的にホンダとは違い、オリジナルモデルを現地開発していますが、レジェンドは逆にアメリカで開発されたアキュラのRLXにホンダのエンブレムを付けて日本で販売されているようです。
日産スカイラインクロスオーバー
日産の高級車のスカイラインクロスオーバーですが、海外では「infiniti」というブランドから「QX50」という名前で販売されています。
infinitiは、日本以外の国で展開されている日産の高級車ラインです。
最近は、日本で販売されているスカイラインやフーガにも、infinitiエンブレムが採用されていることから、そのエンブレムを見たことがある方も多いと思います。
三菱i-MiEV
三菱が2006年に発売した軽自動車サイズの電気自動車ですが、ヨーロッパではOEM生産によりプジョー・シトロエンそれぞれのブランドから発売されています。
プジョーやシトロエンのエンブレムが付くと、i-MiEVのデザインも、プジョーやシトロエンらしいデザインに見えてくるから不思議です。
いかがでしたでしょうか?
普段見慣れている車も、付いているエンブレムが違うと新鮮に見えるものです。
是非みなさんも、海外旅行に行った際には、こういった車を探してみて下さい。