ジープ チェロキー(Jeep Cherokee)とはどんな車か?徹底分析してみた

Jeep
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世界の様々な車を紹介するコーナー。

今日は、ジープ チェロキー(Jeep Cherokee)を紹介します。

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基本情報

ジープ チェロキー(Jeep Cherokee)は、日本や北米、中国など世界中で販売されているSUVです。

現行モデルは、3代目で日本では2013年に発売されました。(日本での発売は2014年5月)

初代チェロキーは、1974年に発売されました。
当時、ジープを買収したアメリカン・モーターズ(AMC)が「ワゴニア」のスポーティ版として発売した車が「チェロキー」です。(参考:ウィキペディア)

遡ると、随分と歴史のある車ですね。
ただ、ジープはアメリカン・モーターズの後、クライスラーに買収され、その後、ダイムラー・ベンツ、フィアットなど協業相手が次々と変わっているため、あまり初代からの実質的な繋がりはなさそうです。
名前だけが引き継がれている感じですね。

初代SJチェロキー

スペック

パワートレイン

ジープ チェロキー(Jeep Cherokee)のパワートレインは、2種類。
2.4LのNAエンジンと、2.0Lのターボエンジンが選べます。
なお、組み合わされるトランスミッションは、どちらも9速ATとなっています。

2.4L NAエンジン

NAエンジンは2.4Lの直列4気筒 SOHCエンジンです。
最大トルクは229Nm、最高出力は130kWです。

2.0L ターボエンジン

ターボエンジンは2.0Lの直列4気筒 DOHCターボエンジンです。
最大トルクは400Nm、最高出力は200kWです。

かなりのハイスペックエンジンですね。

このエンジンは、ツインスクロール式ターボチャージャーの搭載により、低回転から優れたレスポンスを発揮するとのこと。
それでいてレギュラーガソリン対応なので、経済的です。

車両サイズ

ジープ チェロキー(Jeep Cherokee)の車両サイズは、全長:4,665mm、全幅:1,860mm、全高:1,700(NAエンジン仕様)/1,725(ターボエンジン仕様)です。
いわゆるCセグメントSUVですね。

車両重量は、NAエンジン仕様が1,760kg、ターボエンジン仕様が1,840kg。

最低地上高は、NAエンジン仕様が180mm、ターボエンジン仕様が205mmです。
このクラスのSUVの中では、平均的です。
思ったよりも地上高は低いんですね。

ボディカラー

ボディカラーは全部で6種類です。

燃費

燃費はJC08モードで、NAエンジン仕様が10.2km/L、ターボエンジン仕様が10.4km/Lです。

同型車のマツダCX-5が同じJC08モードで14.8km/L、ホンダCR-Vが15.4km/Lなので、やっぱり燃費は同モデルの中ではワーストクラスですね。

価格

価格は、4,290,000円〜4,840,000円。

ティグアンは、3,699,000円〜5,290,000円ですから、ティグアンと同じくらいの価格ですね。

特徴

徹底した4WDシステム開発

ジープ(Jeep)の特徴と言えば、その四駆性能だと思います。

ジープ(Jeep)の車は、米国ネバタ州からカリフォルニア州へと続くシエラネバダ山脈を越える全長22マイルの「ルビコントレイル」という道で開発・実験を繰り返しているといいます。
このルビコントレイルと呼ばれる道は、花崗岩でできており、 自然のオフロードアドベンチャーパーク。

自前のテストコースではなく、自然環境の中でテストされているというのは驚きです。
こんな環境で性能試験されている訳ですから、普段私たちが行くような状況では、走行に全く不安は感じませんね。

ルビコントレイル

シエラネバダ山脈

四輪独立制御ができる4WDシステム

ジープ チェロキー(Jeep Cherokee)に搭載されている4WDシステムは、ロッキングリアディファレンシャルとブレーキトラクションコントロールの搭載により、4つのアクスルそれぞれにかけるトルクを独立的に制御できるシステムとなっています。
これによって、例えば、高速走行時には、4WDから2WDへとスムーズに切り替え、低燃費を実現し、一方で低速走行時には、リアディファレンシャルをロックし、パワーや牽引能力をアップさせることができます。

また、路面状況に応じて、「AUTO」「SNOW」「SPORT」「SAND/MUD」「ROCK」の5つのモードをダイヤル操作で切り替えることができます。
スロットルコントロール、トランスミッションシフト、トランスファーケース、トラクションコントロール、エレクトロニック・スタビリティ・コントロールなど、12種類の車両マネジメントシステムを連携させて、それぞれの路面状況に対して最適な走りを実現できるようになっています。

まとめ

価格はやはりやや高めでしたが、国内メーカーのSUVとは比較ができないほどの優れた本格的な四駆性能を味わえる車でした。
当然その分燃費も劣る訳ですが、普通のSUVでは満足できないという方は、ジープ チェロキー(Jeep Cherokee)を検討してみてはいかがでしょうか。

是非気になる方はチェックしてみて下さい。

ジープ チェロキー(Jeep Cherokee)ホームページ

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