アメリカの自動車専門メディア「Motor Trend」が新型日産エクストレイル(現地名:Rogue)の姿をとらえました。
日産のエクストレイルは、北米で現在最も売れている日産車だけに、日産にとって非常に重要なモデルです。
2013年に発売されてから、7年が経過し、今年にはフルモデルチェンジが期待されていました。
そんな新型エクストレイルは、これまで何度か開発中のスパイショットが撮られていましたが、完全な形でデザインが公開されるのは、今回が初めてだと思います。
新型エクストレイルについては、まだ日産から正式な発表はありません。
ただ、今回Motor Trendは、意匠特許のリーク画像を入手し、それに独自で色付けをした画像を作成し、発表しました。
基にしたのが意匠特許のリーク画像とのことなので、それなりに信頼がおける情報と考えてもいいのではないでしょうか。
それでは、新型日産エクストレイルの姿を見てみましょう。
新型日産エクストレイルのデザインは?
全体的なアウトラインを見ると、現行エクストレイルから大きな変化は無い気がします。
ただ、全体的に現行エクストレイルよりも四角いスタイリングで力強さが増した印象を持ちますね。
Dピラーは太く力強く、フロントノーズは四角い形です。
また、顔周りは、現行エクストレイルからかなり進化しています。
Vモーショングリルはその幅が広がり、ヘッドランプはジュークのような2段構成のものへと変わりました。
おそらく、メインランプは下側で上側のランプはターンランプではないかと予想されます。
新型エクストレイルのスペック
Motor Trendによると、プラットフォームには、ルノーと共通のCMF-C/Dプラットフォームが採用され、エンジンは、日産の新しい2.5L直列4気筒エンジンが搭載されるようです。
このエンジンは、日産のミッドサイズセダン「アルティマ」と同じで、馬力は182〜188、最大トルクは、178〜180 lb-ftあたりだと予想されています。
トランスミッションは、おそらくCVTです。
新型エクストレイルのインテリア
ナビディスプレイは、先日発表された新型タイタンと同じ、9インチのタッチスクリーンが採用されるのではないかと予想されます。
また、今回の画像からは、室内空間のことまでは、分かりませんが、エクステリアデザインがあまり大きく変わっていないことを考えると、室内空間が大きく広がるといったことは期待できなさそうですね。
2020年4月21日 追記
イギリスの自動車専門メディアAUTOCARが、新型エクストレイルのインテリアの画像をとらえました。
それがこれです。
現行エクストレイルと比べると、かなりインテリアの質感が上がっているように感じます。
また、ナビのディスプレイはマツダのような配置になっています。
ディスプレイサイズは、先日Moter Trendが報じたように、かなり大きそうですね。
新型エクストレイルの発売日は?
アメリカでは、新型エクストレイルの発売は、2020年末から2021年始めだと予想されていますが、日本での発売はまだ未定です。
また詳細情報がキャッチできたら、ご紹介します。
2020年6月18日 追記
先日ついに正式に新型エクストレイルがアメリカでベールを脱ぎました。
全体的なフォルムは現行エクストレイルと大きく変化が無い気もしますが、フロントフェイスは大きくその印象を変えてきましたね。
より誇張されたVモーショングリルと、2段のヘッドランプが特徴的です。
参考:Motor Trend