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今日は、シトロエンC5エアクロスSUV(Citroen C5 Aircross SUV)を紹介します。
基本情報
C5エアクロスSUV(C5 Aircross SUV)は、フランスのメーカー「シトロエン」が日本や中国、欧州など、世界中で発売しているミッドサイズSUVです。
2017年に中国成都市にあるシトロエンの工場で生産を開始。
その後、2018年にフランスのレンヌにあるPSAの工場で生産が開始されました。
日本での発売は、2019年5月です。
元々、2015年の上海オートショーでコンセプトカーとして発表されたのが最初でした。
その後、2017年のジュネーブモーターショーで量産モデルとして発表されました。
このC5エアクロスSUVは、プラットフォームとエンジン、トランスミッションを全て、プジョー5008と同じものを流用しています。
スペック
パワートレイン
C5エアクロスSUV(C5 Aircross SUV)のパワートレインは1種類で、2.0Lディーゼルエンジンと8速ATの組み合わせのみ。
4WDの設定も無く、2WDの設定となっています。
エンジン
2.0Lディーゼルエンジンは、直列4気筒DOHC直噴ターボチャージャー付エンジンです。
最大トルクは400Nm、最高出力は130kW。
プジョー3008と同じですね。
車両サイズ
C5エアクロスSUV(C5 Aircross SUV)の車両サイズは、全長:4,500mm、全幅:1,850mm、全高:1,710mm、ホイールベース:2730mm。
いわゆるCセグメントと呼ばれるサイズです。
ちなみに、日産エクストレイルの車両サイズは、全長:4,690mm、全幅:1,820mm、全高:1,740で、ホンダCR-Vが、全長:4,605mm、全幅:1,855mm、全高:1,680mm(2WD)、1,690mm(4WD)なので、ほとんどエクストレイルやCR-Vと同じですね。
車両重量は、ガソリン車が1,640kg。
最低地上高は190mmです。
また、最小回転半径は、5.6mです。
サスペンション
サスペンションタイプは、フロントがマクファーソン・ストラット式。
リアがトーションビーム式です。
これもプジョー3008と同じですね。
タイヤサイズは、235/55R18です。
燃費
C5エアクロスSUV(C5 Aircross SUV)の燃費は、WLTCモードで、16.3km/リットルです。
マツダCX-5の2.2Lディーゼルエンジンが17.4km/L、ティグアン(Tiguan)のディーゼル車で17.2km/Lなので、これらの車には若干劣るようです。
同じエンジンを搭載しているプジョー3008のディーゼル車が17.8km/Lなのですが、3008と比べても燃費が悪いですね。
スタイリングを優先させて、空力が3008に比べると悪いのでしょうか。
価格
C5エアクロスSUV(C5 Aircross SUV)の価格は、4,240,000円〜4,600,000円です。
プジョー3008の価格は、3,670,000円〜4,480,000円。
VWティグアン(Tiguan)は3,699,000円〜5,290,000円なので、3008やティグアンとほぼ同じ価格帯ですね。
ちなみに、マツダCX-5のディーゼル車の価格は、2,883,600円〜3,882,600円なので、CX-5より40〜80万円ほど高いことになります。
特徴
C5エアクロスSUV(C5 Aircross SUV)の特徴をいくつか順番に見ていきましょう。
エクステリアデザイン
C5エアクロスSUV(C5 Aircross SUV)の特徴と言えば、そのユニークなエクステリアスタイリングです。
まさにフランス車というような、日本車にはないそのデザインは、一際目を引きます。
フロントフェイスは、シトロエンのシンボルとなっている「ダブルシェブロン」。
Aピラーはブラックアウトされていて、ルーフラインからCピラーを経てウェストラインへ連なるC型のクロームラインが印象的です。
ツートーンのルーフレールもSUVとしての存在感を引き出していますね。
誰とも被らないユニークな車に乗りたいという方には、とっておきの車となるのではないでしょうか。
プログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)
C5エアクロスSUV(C5 Aircross SUV)には、サスペンション部分に日本初上陸の「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)」が搭載されています。
このPHCは、路面変化や荷重移動による入力を吸収するショックアブソーバー内にセカンダリーダンパーを組み込むことで、従来のシステムでは吸収しきれなかったショックを吸収し、フラットライドを実現すると言います。
詳しくは、こちらの動画をご覧下さい。
正直、私はまだ運転してみたことが無いのですが、シトロエンのホームページには、「魔法の絨毯」のような乗り心と謳っているだけに、一度体感してみたいですね。
まとめ
内容としては、特に他の車に対して大きく秀でているようには感じませんでした。
ただ、そのスタイリングのユニークさだったり、PHCという独自の技術だったりで、他の車には無いユニークな特徴がある車なので、一度運転してみたいという興味は湧きました。
是非気になる方はチェックしてみて下さい。