トヨタ カローラクロス(COROLLA CROSS)とはどんな車か?徹底分析してみた!

車分析
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世界の様々な車を紹介するコーナー。

今日は、トヨタ カローラクロス(COROLLA CROSS)を紹介します。

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基本情報

トヨタ カローラクロス(COROLLA CROSS)は、トヨタがタイで生産・販売するSUVです。
2020年7月9日にタイで発表・発売されました。

カローラは、トヨタの元祖グローバルカーとして世界150以上の国と地域で累計4800万台以上を販売してきた車です。
現在では、ハッチバックのカローラスポーツ、そして、カローラセダン、ワゴンのツーリングの3タイプがカローラシリーズとして発売されています。

そんなカローラシリーズに、今回新しくSUVとしてカローラクロスが仲間入りしました。

キーワードは、「COROLLA MEETS SUV」。

なお、現在のモデルがカローラクロスとしては初代で、歴代のカローラシリーズとして、SUVの投入は今回が初となります。

スペック

パワートレイン

トヨタ カローラクロス(COROLLA CROSS)のパワートレインは、1.8L直4DOHCのダイナミックフォースエンジンと1.8Lハイブリッドの2タイプが設定されています。
組み合わされるトランスミッションは、それぞれCVTです。

駆動方式は、現時点では2WDのみと発表されていますが、今後4WDの追加も十分あると思います。

1.8Lガソリンエンジン

1.8Lガソリンエンジンは、直列4気筒エンジンです。
エンジン型式は、2ZR-FBE。

最大トルクは177Nm、最高出力は103kWです。

1.8Lハイブリッド

1.8Lハイブリッドの搭載エンジンは、直列4気筒エンジンです。
エンジン型式は、2ZR-FXE。

最大トルクは142Nm、最高出力は72kWです。

車両サイズ

トヨタ カローラクロス(COROLLA CROSS)の車両サイズは、全長:4,460mm、全幅:1,852mm、全高:1,620mm、ホイールベース:2,640mm。

カローラシリーズと同じプラットフォームを使っているので、ホイールベースはカローラスポーツなどと同じです。

また、トヨタが発売する他のSUVと比べると、ちょうどC-HRとRAV4の間を埋めるサイズとなります。
トヨタのSUVラインナップとしては、これで、ライズ→ヤリスクロス→C-HR→カローラクロス→RAV4→ハリアー→ランドクルーザープラド→ランドクルーザーというバリエーションとなりますね。

燃費

トヨタ カローラクロス(COROLLA CROSS)の燃費は、タイで一般的に使用されるNEDCモード燃費で、ガソリンモデルはCO2 150g/km、6.5L/100km。
ハイブリッドモデルはCO2 98g/km、4.3L/100kmです。

日本でお馴染みのリッターあたりの走行距離で言うと、ガソリン車は15.4km/L、ハイブリッド車は23.3km/Lです。(ただ、日本でよく使われるJC08モードやWLTCモードとは異なるため注意が必要です。)

シャシー

リヤサスペンションはカローラスポーツ/ツーリングのダブルウィッシュボーン式に対して新開発のトーションビーム式を採用しています。

さらに、タイヤは、フロント:215/60 R17 ・リヤ:225/50 R18と、前後異サイズのタイヤを装着しているのが特徴です。

価格

タイにおけるトヨタ カローラクロス(COROLLA CROSS)の価格は、カタログによるとガソリンモデルが約330万円(959,000バーツ)、ハイブリッドが約350万円(1,019,000バーツ)からとなっています。

価格は思ったよりも高いですね。
現地でいうと、RAV4よりもちょっと安いくらいでしょうか。

特徴

トヨタ カローラクロス(COROLLA CROSS)の特徴をいくつか順番に見ていきましょう。

デザイン

まずは、カローラクロスのエクステリアデザインを見てみましょう。

上:カローラクロス
下:カローラ ツーリング

上:カローラクロス
下:カローラ ツーリング

全体的なボディーラインだったり、フロントグリルの形は、カローラのデザイントレンドを踏襲しています。
ただ、四角いホイールアーチやルーフレールで力強いSUVルックを演出していますね。

また、ヘッドランプの内側に青色の加飾が加えられているのも特徴的です。

続いてインテリアデザインですが、インテリアもカローラのデザインをベースにしつつも、メーターフードやセンターコンソール等がカローラクロス専用意匠となっているのが分かります。

上:カローラクロス
下:カローラ ツーリング

使い易そうなラゲッジルーム

SUVとして重要なラゲッジルームですが、ラゲッジへのアクセスのよさを考慮すると同時に、クラストップレベルの荷室容量を実現しています。

ちなみに荷室容量は、パンク修理キット選択時が487L、スペアタイヤ選択時が440Lとなっています。

まとめ

内容を見れば見るほど、日本で発売されたら売れること間違いなしの車でした。
現在タイ以外の販売国は未定で、今後順次世界各国で販売を開始するといいます。

なお、2021年6月現在、日本に導入されることがほぼ確実となりました。
そうなると、日本でトヨタのSUVラインナップは非常に充実したものとなります。

逆に、どのSUVにしようか悩んでしまいそうですね。

気になる方は、以下の動画も併せてチェックしてみて下さい。

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