ダイハツ トールとはどんな車か?徹底分析してみた!

車分析
スポンサーリンク

世界の様々な車を紹介するコーナー。

今日は、ダイハツ トールを紹介します。

スポンサーリンク

基本情報

ダイハツ トールは、ダイハツが日本で製造・販売しているトールワゴン型のスライドドアのコンパクトカーです。

現在のモデルがトールとしては初代となります。
2016年11月に発売されました。

トールは、軽自動車ではなく、小型乗用車カテゴリの車となります。
ただ、コンパクトな外形寸法とすることで小型乗用車でありながら軽自動車と同等の取り回し性と広い室内空間を実現しています。

また、トールは、トヨタやスバルにOEM供給されており、トヨタでは「ルーミー」「タンク」、スバルでは「ジャスティ」として販売されています。

なお、トール(THOR)の名前の由来は、北欧神話の雷神”THOR”からきているようです。
「THOR」の意味である「力強く頼りがいがある相棒」に加え、同じ発音で背が高いを意味する「TALL」を重ねています。

スペック

パワートレイン

トールのパワートレインは、NAエンジンとターボエンジンの2種類。
NAエンジンには2WDと4WDの設定があります。(ターボは2WDのみ)

NAエンジン

NAエンジンは、1L直列3気筒エンジンです。
エンジン型式は1KR-FE型。

最大トルクは92Nm、最高出力は51kW。

このエンジンに組み合わされるトランスミッションは、CVTです。

駆動方式は、2WDと4WDが選べます。

ターボエンジン

ターボエンジンは、1L直列3気筒インタークーラーターボ付エンジンです。

最大トルクは140Nm、最高出力は72kW。

このエンジンに組み合わされるトランスミッションは、CVTです。

なお、駆動方式は2WDのみとなっています。

車両サイズ

トールの車両サイズは、全長:3,700mm(カスタムGは3,725mm)、全幅:1,670mm、全高:1,735mm、ホイールベース:2490mmです。

車両重量は、1,070〜1,130kg。

最小回転半径は、4.6m(カスタムGターボは4.7m)です。

最低地上高は、130mです。

また、室内空間の寸法は以下の通りです。

サスペンション

トールのサスペンション形式は、フロントがマクファーソンストラット式。
リアは、2WDはトーションビーム式で、4WDはトレーリングリンク車軸式です。

燃費

トールの燃費(JC08モード)は、NAの場合、2WDが24.6km/L、4WDが22.0km/Lです。

ターボ車は、21.8 km/Lです。

価格

トールの価格は、NAエンジン 2WD仕様が1,490,500円〜1,930,500円で、4WDが1,892,000円〜2,106,500円です。

ターボエンジン仕様は、1,837,000円〜2,002,000円です。

NAエンジンの2WDと4WDの差がだいたい20〜40万円。

NAエンジンとターボエンジンの差が7〜35万円ほどです。

特徴

トールの特徴をいくつか順番に見ていきましょう。

選べる2つのエクステリアデザイン

ダイハツ トールは、標準モデルとカスタムで2つのエクステリアデザインが選べます。
標準モデルは、薄く切れ長のランプグリルと大開口アンダーグリル。
そして、シャークフィン風のバンパー下部のデザインで躍動感を表現しているといいます。
また、ブロックライン発光縦長LEDリアコンビランプにより、ワイド感と存在感が演出されています。

一方、カスタムは、LEDフォグランプとボディー同色フロントスポイラーでソリッドな力強さを表現。
また、重厚なメッキグリルとLEDヘッドランプ、立体視リアコンビランプ、メッキグリルで品格や艶やかさを演出したといいます。

同じトールでも2つのデザインから好みのデザインを選べるのは嬉しいですよね。

なお、カスタムの方はボディカラーがモノトーンだけでなく、ツートーンも選べます。
なかなかオシャレですよね。

多様なラゲッジアレンジ

ダイハツ トールは、載せたい荷物によって、様々なラゲッジのアレンジができます。
例えば、通常時は、デッキボードがラゲッジの上の空間と下の空間を仕切ってくれるので、柔らかいものや、潰したくないものなどは、デッキボードの下に置くことができます。

一方で、デッキボードを跳ね上げ、フックをリアヘッドレストに固定することで、ラゲッジの高さが広がり、高さのある荷物を積むことができるようになります。

また、リアシートを前にダイブインすることによって、長い荷物も積むことができます。
さらに、ボードをひっくり返すと、裏には、防汚シートが設定されているので、例えば車輪が汚れたままの自転車などを気にすることなく積むことができるのです。

リアシートは、最大で240mmもスライドすることができるので、例えば、リアシートに子供を乗せながらも大きな荷物を積みたい時は、ラゲッジを広げることができます。

これだけの多様なアレンジができるので、日常でのほとんどのシーンに対応できるはずです。

まとめ

ダイハツ トールは、ダイハツがこれまで軽自動車を開発してきたノウハウを反映して開発されたコンパクトカーでした。
車のボディサイズを最大限に活かした室内空間と、様々な室内アレンジが可能な点は、日常使いでまさに痒いところに手が届くような便利さを実感できるのではないでしょうか。

是非気になる方は、チェックしてみて下さい。

トールホームページ

タイトルとURLをコピーしました